LIMEXで実現できる、マテリアルリサイクルとは?

2021.11.25

私たちが暮らす地球の、限りある資源。

大切に使うことはもちろん、使い終わったものをリサイクルすることも私たち一人ひとりができることです。

リサイクルは、マテリアルリサイクル・ケミカルリサイクル・サーマルリサイクルの3つに分類され、LIMEXは「マテリアルリサイクル」を実現できる素材として注目されています。

LIMEXがなぜマテリアルリサイクルを実現することができるのか、見ていきましょう。

マテリアルリサイクルとは

マテリアルリサイクルとは、物(マテリアル)から物(マテリアル)への再利用のことで、廃棄物を原材料としたリサイクルのことを指します。

身近な例を挙げると、使用済みのペットボトルを粉砕・加工し、衣類の原材料としてリサイクルすることや、缶を溶かして再度固形化することで新たな缶製造の原材料とすることなどがある。

限りある地球の資源を有効に活用し、再生循環を生み出すことは、私たちが経済活動を行う上で欠かせないものとなっています。

私たちの多くがイメージするリサイクルは、おそらくこのマテリアルリサイクルですが、日本国内のリサイクルのうちわずか23%ほどにとどまっているのが現実。分別回収が諸外国と比較し進んでいるのですが、例えばプラスチックの場合、回収された分の7割ほどが燃やされているのを知っている人はあまりいません。

さらに、マテリアルリサイクルの課題として、「リサイクル時の原材料の劣化」や「高いリサイクルコスト」が挙げられます。

従来のプラスチックや紙は、リサイクルをするのにも多くの課題を抱えているのです。

紙やプラスチック、リサイクルしていますか?

私たちができる身近なリサイクル、分別回収。

新聞や雑誌を廃品回収に出したり、プラスチックごみをスーパーマーケットなどの回収ボックスへ入れたり、生活の中でリサイクル意識をもっている方も多いのではないでしょうか。

マテリアルリサイクルを行うには、徹底した分別を行うことで、製品劣化を抑えたリサイクルに繋がりますが、そこには多くのコストもかかり、経済的な負担も決して小さくはありません。

紙製品やプラスチック製品は私たちの暮らしにあまりに身近で、多くの製品に欠かすことができません。

しかし、その多くがリサイクルされているかというと決してそうではないため、「そもそも使わない」ことも考えていかなければ、地球環境や資源を守ることは難しいのです。

LIMEXがマテリアルリサイクルできる理由

優先順位の高いリサイクル方法として推奨されている、マテリアルリサイクル。

LIMEXは、例えば石油由来のプラスチックであるポリプロピレン(PP)と比較しても、物性が劣化しにくい特長があり、よりマテリアルリサイクルに適しているとして注目されています。通常、リサイクルを行う際は、その物質の劣化が避けられず、製品として一定の基準を満たすためには多くのコストがかかります。しかしながらLIMEXは、リサイクル時にメルとフローレート(MFR)やシャルピー衝撃強度が劣化しにくく、靭性や脆性を高い割合で維持できるため、マテリアルリサイクルに向いている素材と言えるのです。

LIMEX
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