家庭から排出される二酸化炭素は、何月が多い?

地球温暖化が叫ばれて久しい昨今。

私たちの暮らしは、あらゆる電化製品に囲まれていて、もはやそれがなければ生活もままならないのが現状です。

そして、家のなかにも冷蔵庫や洗濯機、クーラーなど、多くの家電があふれています。

この記事では、二酸化炭素排出の現状と、家庭の電力消費や省エネ対策について、ご紹介します。

家庭での節電・省エネ、意識していますか?

電気をはじめとしたエネルギーを使っているのは誰でしょうか?

家庭におけるエネルギー消費は全体の約15%にも上るといわれています。(2022年 経済産業省「総合エネルギー統計」/最終エネルギー消費の構成比(2022年度)

この数値を見ると、節電や省エネを行うには、企業だけではなく私たち個人がエネルギー消費量を見直さなければならないのは明白。

エネルギーを消費する際に排出される二酸化炭素は、地球温暖化の原因となっており、気温の上昇だけではなく、生物のいのちや食糧の確保にも大きなダメージを与えているのです。

暖房を使う冬に、二酸化炭素排出量は増加

家庭でのエネルギー消費は、主にいつも使用している家電(冷蔵庫や洗濯機、テレビなど…)と、季節・気温の変化で使用している家電(クーラーなどの冷暖房家電)があります。

年間を通してかかる電気代も特に夏や冬に多いという人がほとんどなのではないでしょうか。

実は、家庭からの二酸化炭素排出は、冬になると多くなるというデータがあります。

冬になると、暖房が常についている…という家庭もあるのでは。 エアコンだけでなく、ヒーターやこたる、石油ストーブなども使用する家庭もまだ多くあるため、同じくエアコンを使用する夏と比べても二酸化炭素排出が増えるというのは納得できます。

環境省/令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 『世帯当たり月別エネルギー種別CO2 排出量』

エアコンの暖房設定温度の推奨は20度

環境省が推奨している暖房の設定温度は20度。

もちろん、外気温や人の出入り状況、体調などによって調整することは必要ですが、省エネのためにもこの20度が基準とされています。 しかし、実態としては20度以上に設定している家庭も多く、省エネの観点から見るとまだまだ改善が必要だと言えるでしょう。

環境省/令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 『最もよく使う暖房器具(エアコン(電気))の設定温度』

冬の二酸化炭素排出量を減らすためにできること

しかし設定温度20度というのは、少し寒く感じるかもしれませんよね。

ついエアコンの設定温度を上げてしまいがちですが、二酸化炭素の排出量を減らすためにも、以下のようなことを見直してみてはいかがでしょうか。

衣類で防寒する

室内にいるときの服装を見直してみるのも、節電のための重要なポイント。

靴下をはく、室内着を重ね着することで、直接体を暖めることができます。最近では、薄手の防寒肌着やフリースなども充実していますし、首・手首・足首を暖かくすることで体感温度もずいぶん変わります。

扇風機・サーキュレーターで空気を循環させる

実は、暖かい空気は上に溜まってしまいます。

このため、設定温度を少しあげたくらいでは、足元の冷えが改善されない…と感じている人も多くいるのではないでしょうか。 エアコンを使用するときに、扇風機などで空気を循環させると、暖房効率もアップして節電することができます。

室内を加湿する

もともと乾燥している冬は、エアコンを使用することで、さらに部屋の湿度を下げてしまっています。

湿度が10%下がると、体感温度は1度下がるといわれていますので、加湿器などを使用することで体感温度を少しでも高く保つことができます。

また、部屋を加湿しておくことで風邪やインフルエンザの予防もできるメリットがあります。

エアコンの掃除をする・室外機の周りに物を置かない

エアコンそのものの暖房効率を改善することで、省エネを実現することもできます。

特にエアコンの清掃でホコリを取り除いたり、室外機の周りに置いているものを片づけたりすることは非常に有効。

寒い冬だからこそ、省エネ対策をしっかりしよう

省エネ対策は、一概に「エアコンの使用を控えよう」というものではありません。

服装や室内環境を見直すことで、必要以上にエネルギーを消費せずとも、寒い冬を暖かく過ごす方法を見つけることです。

省エネは、地球にもお財布にも優しい選択肢。

今も未来も快適に過ごすために、まずは今の行動を見直してみませんか。

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